ACRONYM / “J1B-GT”
"ACRONYM(アクロニウム)"
ベルリン、ロサンゼルス、ブルックリン、ミュンヘンなど多都市生活を続けながら、BurtonやArc’teryx、TilakやStone Island(Shadow Project)等、テクニカルなスポーツブランドの外部デザイナーとしても活躍してきた”Errolson Hugh(エロルソン・ヒュー)”が手掛けるブランド。
その蓄積によって、アウトドア(スポーツ)やミリタリーといった要素からフィードバックされたさまざまな機能性に加え、ストリートのニュアンスと モード的ニュアンスを併せ持つ、極限まで洗練させた独自のファンクショナルデザインを生み出し、都会でも最先端のファッションレベルでありながら、本当に 厳しい環境に出て行ける“究極の大人の為のトラベルウェア”をリリースし続け、妥協の無いもの作りで現在海外のアーティストはじめファッション関係者から注目されています。
ACRONYM / 3L Gore-Tex Pro Interops Jacket “J1B-GT”
GORE-TEX社の次世代に向けて機能面が改良された「3L GORE-TEX PRO(Next Generation Technology)」を用いて、ACRONYMが初めてリリースしたモデル「J1A」をデザインベースにしてオリジナルのパターンブロックにも改良を加えたハードシェルへと仕立てられた3L Gore-Tex Pro Interops Jacket “J1B-GT”。
オリジナルの立体的な仕立てが駆使されたそのフードが頭部を甲冑のようにカバーして雨風を完全に遮断しながら、内部のワイヤーシステムと連結した後頭部のコードを絞ることでさらに頭部を覆い固めつつ、被った状態でも視界が遮られることなく顔の向きに連動してくれる、特殊な立体仕立てが駆使された「Storm Hood(ストームフード)」。
こちらは前と後ろの衿と計4箇所に施されてスナップボタンで取り外し可能となっており、ミリタリーのフィールドジャケットスタイルのスタンドカラーへとアレンジが可能です。
その襟元の頂上にかけてまで走るジップと縫製の工夫により、スムーズに且つ綺麗な折り返しで衿が形成されつつ、カラーも「BLACK」へと切り替わって着用イメージをさらにアレンジして頂けます。
防水耐久性・防風性・透湿性を高度な次元で兼ね備えた機能素材である3層構造の3L GORE-TEX PROとは異なり、裏地の一層を生地ではなく粒子状にして吹き付けて詰め込むコーティング処理したテクノロジーによる2.5L GORE TEXが採用されたBLACKの「Storm Hood(ストームフード)」が付属されております。
3層に比べて防水性や耐久面で多少劣るものの都市生活では申し分ない機能レベルで、さらに軽量で且つしなやかな質感なのでポケットにコンパクトに畳んで忍ばせておけます。
胸元から首までスタンドカラーを形成するジップとは別に、前立てに並んで配列された「Dual Front Zip」システム。
一方は消防士が火の移った服を瞬時に脱ぎ捨てられるように開発されたYKK社製の特殊パーツを用いて、フロントジップを下すのではなくトップまで強めにワンクッション引き上げることで上からジッパーが開いていくという瞬時に斬新な脱ぎ方を可能としてくれる「Escape Zip(エスケープジップ)」仕様。
もう一方は内側に着用したジャケットから物を取り出せる「Liner Access Zip」となっており、裾からも開くことが出来るダブルジップ仕様なので開くことで裾幅を拡張して可動域を広げることが可能です。
そしてこちらはバック右裾の止水ジップとスナップボタンを開くと大きくスリットとなる仕様により腰元の可動域をさらに広げることが出来ます。
フロント側はショルダーが通り、バッグは高い機能を誇るそのシェルで覆って雨風から保護しながら、バッグを背負ったままでも着用することもそのまま脱いで頂くことも可能となっております。
ACRONYMがリリースしてきたバッグを想定、「同期」することを目的としたようなシステムはこちらのみならず。
衿裏のジッパーとカフス裏に隠れたループで“J68-PL”のようなACRONYMの高機能中綿が搭載されたアウターやミドルレイヤーと連結可能な「Modular System(モデュラーシステム)」により、連結したそれぞれのアウターの機能面だけでなくデザインにおいてもより「最高」のレベルへと昇華してくれます。
胸元の左右に斜めに配置されたポケットと、腰元の左右に配置されたポケットは内部で前方と後方にエントリー出来るように収納スペースが確保されております。
そしてこちらのデザインの要とも言うべき、まるでレイヤードしているようなスタイルが演出された左肩の袖が重なるような仕様に隠れるようにしてジップポケットと、その対称となる右肩にはジップポケットが二段で施されております。
さらに忘れてはならないのが、両袖のジップポケット裏の先端にStocco社の素晴らしい耐久性を誇る高級特殊スナップを施し、収納したケータイなどモバイル機器を片手で迅速に取り出す事が出来る「Gravity Pocket(グラヴィティポケット)」。
外面で合計「9」もの収納スペースが備わっており、全てがシーンに合わせて計算されたベストポジションに配置されております。
襟元に施されたイヤフォンを固定出来るネオジウム磁石入りのタブ「Force Lock(フォースロック)は取り外し可能で、付属されているACRONYMのロゴ入りタブに交換可能です。
黒いタブを引くと締り、緑のタブを引くと緩むという、手袋を着用した状態でもイージーに調整が可能なドローコードシステム「Speed Lock(スピードLock)」により、裾幅の調節によりシルエットをコンパクトにしたり、体にフィットさせて雨風の侵入を防ぐことが可能です。
シェルの内側に装着してショルダーバッグの様にコンパクトに背負えるように提案してくれる、ACRONYMではお馴染みの着脱式の「Jacket Sling(ジャケットスリング)」は着心地も考慮して外側の背中にも装着して頂けるようになっております。
タフさに加えて、前世代のGore-Tex®Pro製品と比較して最大28%通気性が向上した最新の素材を最大限に活かすために、人体の構造を研究しながらテーラーと近代のスポーツウェアの仕立て技術を融合したオリジナルのパターンメイキング。
ACRONYMの原点にして完成型である「J1A」をベースに、ACRONYM独自の画期的なオリジナルシステムのほぼ全てを搭載した「OP Jacket(オペレーションジャケット)」としての機能美を宿したこちら。
「インターフェイスは進化すると透明になる」
という言葉をモットーに無駄を一切感じさせないミニマルなバランスとは裏腹に、不思議と存在感や迫力が強烈に伝わる仕上がりとなっております。
さらにこちらはは“WHITE”の最新の3L GORE-TEX Pro [Next Generation Technology]で製作されたことによって、ACRONYMにしか成し得ないその唯一無二のクオリティに一層拍車がかかって究極の一着が完成されております。
**SIZE**
S/着丈:66.0㎝ 肩幅:43.0cm 身幅:55.5㎝ 袖丈:62.0cm
M/着丈:68.0㎝ 肩幅:45.0cm 身幅:59.0㎝ 袖丈:62.0cm
**COLOR**
White
**FABLIC**
・3L GORE-TEX® PRO [Next generation technology]
- (70% Polyamide, 30% ePTFE)
**生産国**
Made in EUROPE(Czechoslovakia)
**Model**
180cm65kg(Mを着用)